東京ワーキング・ガールがゆくvol.2
素敵に暮らそう。


★「東京ワーキング・ガールがゆく」vol.1
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陰日向に咲く 劇団ひとり
劇団ひとりはなぜか好き。
彼のお笑い芸人としてのパフォーマンスはほとんど見たことがないけれど、
雰囲気が好きだなあと思っていた。

好意を持って彼の本を手にとってみたのだが、
かなり面白く、一気に読んでしまった。
ホームレス、男にだまされる女子大生、売れないお笑い芸人などなど。
それぞれの人物ごとの短編なのだが、すべての話がどこかでつながっている。
文章の中で、彼らの声、気持ち、口調を再現することの巧さに感心した。
そして、最後に必ず余韻を残す話の展開。
あとがきは彼のお父さんが書いていて、それによると
彼は学校の勉強はあまりできなかったということだが、
人間観察力とその表現力がすばらしくて、やはり頭のいい人なんだなあと思った。

描かれている人々は、今の自分とは境遇が違うけれど、
自分だってこれらのどの人物にも当てはまる何かを持っていると感じさせる。
それは、やはりこの作品が彼という人を通して語られ、
彼が本質的に人間への愛情を持って書いているため、
それが読む人にも伝わり、読む人の視点となり、
それぞれの登場人物を自分とかけ離れたものには感じさせないのではないかと思う。

わたしは特に、おばあさんを騙して金を取ろうとするダメ人間ギャンブラーの話が気に入っている。
何だか他人事とは思えず、ギャンブラーは憎めず、最後はほろりとなった。
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